オリバー・カーン
国籍:ドイツ ポジション:GK
オリバー・カーンはあらゆる能力に秀でたすぐれたゴールキーパーだ。 中でも素晴らしいのがパンチングで、ミスをすることはまずないと言っていいだろう。確実に、安全にゴールを守ることを最優先に考え、わずかでもキャッチングに不安があれば即座にパンチングを行うことが出来る。また、そのような危険な状況を避けるための味方への指示も欠かさない。そうした堅実さが周囲に安心感を与え、チームを勝利に導くのだ。
遅咲きの選手
ゴールキーパーの世代交代が遅いドイツにおいてカーンも例外ではなく、1998年にW杯に選ばれてはいたがベンチを温める時が続き、知られるようになるのは2002年になってからだった。